体外受精に新しい希望か

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2024/05/18 14:41

体外受精に新しい希望か

不妊に新たな治療法２組が妊娠に成功鳥取米子のクリニック

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200516/k10012432601000.html

一括りに体外受精といっても、種類があります。

成長した受精卵を女性の胎内に戻すのは同じですが、

受精卵の分裂段階で分けられていて、

早期に戻す場合を初期胚移植、受精卵がある程度成長した胚盤胞と呼ばれ

る状態になってから戻すのは、胚盤胞移植と呼ばれます。

受精卵は成長を途中でやめてしまうものも多く存在し、一般的に後者は移

植前により長く培養して様子を見るので、成功率も高いとされています。

ただ女性が高齢出産と言われる年齢になると、わずかなストレスで培養し

ている胚がダメになってしまうことも多く、人によっては受精して間もな

い初期胚の段階で戻すことをすすめられるケースがあります。

さて、胚盤胞移植は、鶏のたまごでいうところの孵化寸前の状態で子宮に

戻すのですが、その際に中のヒナが生まれやすいように、卵のからに穴を

あけてあげる場合があります。卵のからに当たる部分をヒトの卵子では、

透明帯といい穴をあける技術は "アシストハッチング"と呼ばれています。

URLの記事では透明帯そのものを除去しているみたいなので、恐らくは、

"アシストハッチング"から発展した技術なのでしょう。透明帯そのものを

取り除くとなると、さらに大がかりな技術だと思いますが、一人でも多く

この方法で赤ちゃんを授かれる方が増えると良いですね。

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